【30代不妊治療ブログ】多嚢胞性卵巣症候群と診断されました

仕事と不妊治療

はじめまして。なやまるです。

子どもが欲しいと思い始めてから約1年、ブライダルチェックを行ったり、タイミング法を試みてみましたが、残念ながら授かることはできませんでした。

さすがに何か原因があるかもしれないと思い始め、不妊治療専門のクリニックに行って不妊治療を始めることにしました。その経過をこのブログに残していこうと思います。

今日は、不妊治療専門のクリニックに通うことにした経緯から初診までを書きたいと思います。

不妊治療クリニックの初診で多嚢胞性卵巣症候群と診断されるまで【30代】

不妊治療を始めたきっかけ

去年(2024年)の4月頃から、タイミング法をなんとなく始めました。
といっても、毎月実践できていたわけではなく、振り返ってみると8回くらいだったと思います。

初めは、ルナルナのアプリで出てきた排卵予定日に合わせてタイミングを取っていましたが、まったく的中せず。

その後、排卵検査薬を使用してタイミングを取ろうとしましたが、なかなか陽性が出なかったり、陽性が5日連続続いたりと、排卵日を特定するのが難しく、こちらも妊娠には繋がりませんでした。

※クリニックに行き始めて分かったことですが、多嚢胞性卵巣症候群の場合、卵胞の育ちが遅く、排卵予測日付近に陽性にならなかったり、卵子の数が多くて排卵検査薬の陽性が長く続いてしまうというようなことがあるようです。

妊活を初めて1年が経とうとした頃、さすがに病院に行こうと決意し、近くの婦人科クリニックへ受診しに行きました。
そのクリニックではタイミング指導しか行っていなかったのですが、去年の8月にブライダルチェックを行った時に結果は何も問題がなかったので、排卵日を特定し、ちゃんとタイミングを取れば妊娠できると思っていました。

クリニックで卵胞の育ちを見て排卵日を特定してもらい、排卵日の前日にタイミングを取りました。

しかし、結果は妊娠せず

タイミングはばっちりだったのにもかかわらず、妊娠しませんでした。

このままタイミング法を続けて妊娠できるのか、タイミング法がダメならば人工授精体外受精も視野に入れなければならない、年齢的にも高齢出産になる前に妊娠したい…など、いろいろと考え、不妊治療専門のクリニックに行くことを決意しました。

不妊治療のクリニックの選び方と決め手

「どうせ通うなら、不妊治療専門のクリニックが良い」

この気持ちは始めからありました。
やっぱり専門の病院の方が、不妊に対する専門知識も豊富ですし、検査や治療の選択肢も多く、早く妊娠できるのではないかと思ったからです。

私がクリニックを探した方法は本当にシンプルで、「○○県 不妊治療」と検索して、家からなんとか通える範囲で口コミが良いクリニックを探しました。
特に、最近の口コミは大丈夫かを確認し、口コミが妊娠報告で溢れている良さそうな不妊治療専門のクリニックを最終的に選びました。

しかし、ひとつ問題が…

選んだクリニックが電車で移動しなければならない距離にあったのです。
通うとなると、仕事を休むか、遅刻・早退しなければならず、職場にも迷惑がかかります。
果たして仕事と不妊治療を両立できるのか…不安がありました。

夫と相談し、夫も子どもをとても欲しがっており、仕事を辞めて不妊治療に専念しても良いと夫が言ってくれたので、そのクリニックを見つけたその日に初診の予約を入れました。
仕事を辞めても良いと言ってくれた夫にはとても感謝しています。

初めて不妊治療専門クリニックを受診

初診の流れと費用について【レポ】

ついに初診日。
このクリニックは土日もやっているので、夫婦ともに平日仕事の私たちは日曜日に診察に行きました。

まずは受付。
初診の予約をした時に、既に問診票の入力は終えていました。
入力した問診票の内容を簡単に確認され、ブライダルチェックの結果や前に通った婦人科クリニックでの検査結果を渡しました。

その後、診察室に呼ばれて先生と初対面。
男性の医師で、淡々としている感じでしたが、嫌な感じはしませんでした。

不妊治療を始める際の検査はほとんど終わっているとのことで、その数値に問題はないとのことでした。
足りないのは、

  • AMH(アンチミューラリアンホルモン)検査
  • フーナー(ヒューナー)テスト
  • (卵管造影検査)

とのことでした。

AMH検査は、卵巣の中に卵子がどれくらい残っているかを調べるための検査で、これは血液検査で分かります。

フーナーテストは、性交後に頸管粘液を採取し、その中に精子がどれくらいいるのかを調べるテストで、精子が元気に動いているのかや抗精子抗体(精子を異物として認識し攻撃してしまう抗体)がある可能性の有無などを調べるテストだそうです。

卵管造影検査は、卵管の通りを確認する検査で、必要があれば専門のクリニックを紹介すると言われました。

先生とのお話しが終わった後すぐに、血液検査を行い、内診・超音波検査を行いました。
その時は、先生からは特に何も言われませんでした。

その後、しばらくして再度診察室に呼ばれ、そこで初めて
「典型的な多嚢胞性卵巣症候群ですね」と先生から言われました。

ブライダルチェックの時も、婦人科クリニックに行った時も多嚢胞性卵巣症候群とは言われたことが無かったので、やっぱり不妊治療専門のクリニックに行ったのは正解だったなと思いました。

多嚢胞性卵巣症候群の診断は、

  • 卵巣に小さな卵胞が多数あること
  • 卵胞の成長が遅いこと(受診日は生理から15日目(D15)で排卵しても良い時期なのに卵胞が育っていなかった)
  • 生理不順であること(MAXで50日生理が来ないこともありました)

が主な理由のようでした。

多嚢胞性卵巣症候群は病名ではないけれども排卵しにくくなる疾患で、不妊の原因になることを先生から伝えられ、本格的に治療をしていくことになりました。

まずは、排卵誘発剤を使って卵胞を成長・排卵させ、タイミングを取る、いわゆるタイミング法を行っていくことになりました。

排卵誘発剤としてレトロゾールを処方され、1週間後に卵胞の育ちを見るために再度受診することになりました。

ちなみに、血液検査は行いましたが、AMHの数値は当日中には出ないとのことでした。

また、夫は以前のブライダルチェックで精液検査を行っており、結果に問題は無かったので、先生の話を一緒に聞くだけで特に何もありませんでした(笑)

初診のお会計ですが、夫婦二人で7,450円でした。

うーん、それなりにお金かかりますね。
保険がきかない時だったらどんなに負担だったか…
不妊治療の保険適用は、菅さんの一番の功績ではないでしょうか☆彡

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断されて

正直自分が不妊の原因だったのかとショックもありましたが、振り返って考えてみると、過去、生理が決まった間隔で来ないことが何度もあり、自分の生殖能力は正常ではなかったのだなと。

多嚢胞性卵巣症候群と診断されて初めて、不妊治療としっかり向き合わなければならないのだと感じました。

今、私は31歳で、焦りもあります。不妊治療を行っている方のYouTubeやブログを見て、妊娠まで数年かかることもあることを知って、早く妊娠したい…という気持ちが頭を占めています。

また、最近、友人やYoutubeで妊娠報告をされる方が増え、何でそんなにすぐ授かることができるのに、私は授かれないんだ…と何とも言えない気持ちにもなりました。

多嚢胞性卵巣症候群と診断されて思うこと【30代不妊治療】

PCOSと診断されてから私が気を付けていること

多嚢胞性卵巣症候群と診断されてから、私は、多嚢胞性卵巣症候群の原因や改善方法をネットで調べまくりました。

その際にこれが原因の一つだと思ったのが、

「肥満」


詳しい原因は解明されていないようですが、多嚢胞性卵巣症候群は肥満の人に多いそうです。
痩せたことで多嚢胞性卵巣症候群が改善したという記載も見かけました。

実は私……結婚してから約10kg太ってしまったんです…泣
太ってからは、生理が来る間隔が確実に長くなったと思います。
絶対にこれは多嚢胞性卵巣症候群の原因の一つだと思いました。

今の私のBMIは24.4で、ギリギリ普通体重なんですけど、肥満と言われるBMI25までほんとにもうすぐなんです。

さすがにダイエットを決意しました。

何で太ったかというと、仕事をせず専業主婦をしていた時が半年程あり、ほとんどを家で過ごしていたこと、今の仕事が車通勤で歩くことが減ったこと、お菓子やジャンクフードを食べ過ぎていることだと思います…。

まずは、筋トレと食生活の改善を見直そうと思います。
お菓子も食べないようにして、小麦粉やカップ麺も控えようと思います。
その代わり、プロテインは飲もうと思います。多分タンパク質も足りていないので。

あとは、クリニックから勧められた葉酸も飲むようにしようと思います。
婦人科クリニックに行った時にも勧められたのですが、結局飲んでいませんでした…。

不妊治療と仕事の両立

今はタイミング法なので、そこまでクリニックに通う頻度は高くないですが、これが体外受精にステップアップした際には、仕事との両立が難しくなるのではないかと思っています。

私は今、派遣社員として働いていて、雇用期間は3ヵ月の更新です。
仮に体外受精にステップアップした時には、どこかのタイミングで契約期間満了で仕事を辞めることになるのかもしれません。

今の職場は上司も周りの人も優しいので、不妊治療で急に仕事を休むことになることに対して快く承諾してくれそうな気はしていますが、正直、不妊治療を行っていることを職場の人に言いたくないというのが本音です。

周りにママさんが多いというのもありますし、「この人は不妊治療を行っているのか…」とか「可哀そうだな」とか思われるのもなんだか嫌だなぁと…

言ってしまえば楽でしょうし、言える人は言えるのでしょうが、私にはなかなか言い出しづらいです…

私は前職が公務員だったのですが、公務員は不妊治療休暇みたいなものがあるんですよね。
別の職場でしたが、その休暇を使用している方もいるようでした。
そんな方が近くにいれば私も取得したいですが、もう公務員は辞めてしまいましたし、今の派遣会社にそんな制度はないですし、そもそも不妊治療を行っていると公言もしたくもないですし…。

なかなか難しいですね。

仕事終わりにクリニックに通うことも距離と診療時間的に無理なので、正直両立は厳しいかなと現時点では思っています。

どこまで仕事と不妊治療を両立していけるのかも、今後書いていきたいと思いますので、よろしくお願いします☺

同じように悩んでいる人へ伝えたいこと

もし、これを読んでくれているあなたが、「なんだか似たような状況だな…」と感じてくれているならば、それだけで、私はこのブログを書いて良かったなと思います。

私も不妊治療を行うことになって、いろんな人のブログを見に行きました。
どういう風に治療したら妊娠できたのか、自分で改善したことは何だったのか、先輩方のブログは参考になることが多いです。

私も多嚢胞性卵巣症候群で不妊治療を行っている人、仕事と不妊治療の両立に悩んでいる人の参考になるようなブログを残していきたいと思っています。

私もまだ道の途中ですが、一緒に頑張っていきましょう。

またここで、経過をお話しします。

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